ドル円レートの変動が企業に与える影響は年々少なくなっている

*１円円高になった時の、各業界に与える影響**
1995年 → 2008年　の形式で書きます。

自動車業　5.3% → 0.8%
電気・精密　1.9% → 0.6%
製造業全体　2.9% → 0.6%
(by 野村證券)
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これまで「円高は輸出企業に打撃を与える」と言われ、
日銀は為替介入などで円安を維持してきた。
でも、日本を牽引するグローバル企業は、為替変動の影響を受けにくくなっている
のかもしれない。

*日本にとって、円高/円安どちらがいいか*********
結論からいえば、「円高」って書いてます。

以下、理由。
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日本の抱える貿易黒字は、ほとんどが企業内貿易(製造業本社と海外子会社間)

貿易黒字のデータ(2005年)
　日本全体の貿易黒字＜企業内貿易の黒字

つまり、企業内貿易を除けば、日本は貿易赤字。
この傾向は年々強まっている。

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*円高は輸入コストを削減できる
*　→貿易赤字国にメリットあり
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グローバル企業が為替変動の影響を受けなくなってきているのなら、
企業内貿易の黒字に与える影響よりも
それを除いた場合の貿易赤字に注目するべきでは？？
だそうです。

＊
輸出事業でも為替の影響をほとんど受けない企業はあるみたいです。 
キッコーマンの例が載ってるんですが、 

*** 
内需企業だけども経営はグローバル化してて、欧州・アジア各国に進出してて、
売上高の３割を占める。 

北米事業は、原材料調達から販売まで一貫して現地で行ってすべてドル建てなので、
為替の影響は全く受けない。 

でも、連結決算では結果を円換算する必要があるので、それで目減りする。 
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だそうです。 


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影響が少なくなったっていっても、すごく影響を受けている感じがするんだけど、、
長期的にみたらこうなの、かも？

まぁ、私にはわからないですけど、
円高でホントに状況が良くなるなら嬉しいです。

＊Ｔちゃん＊＊＊＊＊＊＊
円高で株高なら、超嬉しいでつね。 
外需もよくて、内需も潤っている・・・。

ひよこしゃまも、私も。 
バブルの恩恵、受けてないでしょ？ 
バブル当時を知ってる人のお話聞くと。 
円高で株高で債権高で高金利で。 
お給料もボーナスも物価も。 
なにもかもが高くて最高の時代だった。って。 

物価高は困るけろ。 
高所得で一晩で札束使いまくるのが当然だった。 
そんな体験、してみたいでつね〜。


＊Ｈさん＊＊＊＊＊        
輸出面を抜けば、円高は良いこと。不景気の中、日本人の持っている円の価値が
上がっているわけだし。 

しかし、経済から見ると、内需がしぼんでるため、外に売らざるを得ず、円高に
なると青くなってしまう。 

バブル時代は、内需も良かったからね。 


株が下がり、商品が下がり、すべての物が下がる中、円だけが上がってる 
相対的に「日本円が一番価値がある」状態、すなわち「日本円確保」が、
一番ベストの投資ということにもつながるのかな。 
　 
今の状態が、「キャリートレード巻き戻し」とすると、その反対のポジションが
生まれないことになる。円を下げる力が以前より薄いということか。 
だめだねえｗ 
　 

今の為替影響度を見ると、トヨタの下方修正は、為替というより、
普通に売れなくなったためなんだろうね。そう考えると恐ろしい。 


＊Ｏさま＊＊＊＊＊＊
みんなもも書いてるんだけど、今の円高は「悪い」 
円高だね。 


＊Ｈさん＊＊＊＊＊＊
アイスランドや韓国などの通貨安をみると、自国通貨安は悲惨です。
国家破綻の危機ともいえます。 

その意味では円高は、消去法的、相対的であれ買われているのだから素直にいい
とまでいえないまでも不幸中の幸いというか少しはプラスに考えたいものです。 

急激に円高になるのはが困りますが。。。